AutoCAD TIPS
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[ Question ]
異尺度対応-異尺度図面で文字サイズを揃える
[ Answer ]
対象バージョン:AutoCAD 2008~ / AutoCAD LT 2008~
レイアウト(ペーパー空間)に異尺度の図面を配置した際に、表示尺度の異なる図面間で文字サイズを揃えることができます。
異尺度対応の文字スタイルを作成するには、文字スタイル管理 ダイアログで現在の文字スタイルに対して異尺度対応の項目にチェックを付けます。異尺度対応の文字スタイルは三角スケールのマークが表示されます。
ステータスバーにある「注釈尺度」のリストから基本となる図面尺度を選択した状態で文字を記入します。こうすることで図面上に文字列を記入する際に「1/100の図面を描こうとしているから実際の文字サイズを100倍…」と指定せずに、そのまま3ミリ、5ミリなど出力時の文字サイズを指定して文字列を記入することができます。
詳細図など異尺度の図面をレイアウトする際には図面上の文字列に対し注釈尺度を追加設定する必要があります。注釈尺度を追加するには異尺度対応オブジェクトに対して注釈尺度を自動的に追加される状態にすると簡単に追加することができます。
リストから注釈尺度を選択するたびに図面上の異尺度対応の文字列に対して注釈尺度が追加されていきます。後は通常通りレイアウト(ペーパー空間)に図面を作成します。1枚の図面の中にビューポートを複数作成し、異尺度の図面を並べたとしても文字サイズはすべて同じになります。
四角形や円などの図形で文字列を囲うような場合には全体をブロック定義(属性定義)とすることで異尺度対応後の表示がおかしくならずに済みます。
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